設立経緯
大町地区では、自治会加入率の低下に対する対策として、H26年12月に「大町連合自治会未加入検討会」を立ち上げ、年間2~3回程度の検討会を実施しましたが、思うような成果が上がらず、今後の自治会活動へ不安を抱いたことが、この取り組みを始めたきっかけです。
そんなおり、市が主催する講演会の案内があり、なにかヒントになればと思い、平成29年8月26日に開催された「地域づくり講演会」へ連合自治会の役員等で参加いたしました。
地域の課題が多様化・深刻化しており、一方的に押し付けるのではなく、それを解決する話し合いの重要性など、この講演会に参加することで、少子高齢化・人口減少時代に備えた地域づくりの必要性に気づき、この講演会の講師を務めていた西条市市民協働に関する政策アドバイザーである櫻井常矢氏(高崎経済大学教授)を公民館にお招きし、今後の地域づくりに関する意見交換を行いました。
その後、市が推進する地域自治推進事業のモデル地区として、具体的に地域づくりを進めていくことになり、平成30年1月30日に連合自治会役員・単位自治会長ら88名が参加し、これからの「地域づくり」に求められることについての研修会を開催しました。
研修会を開催した後は、大町の住民が、今の大町をどのように思っているのかを聞いてみるための座談会を開催し、地域の暮しをめぐる課題や改善点、自治会の組織体制等について話し合いました。
【「第1回」大町地区地域づくり座談会(平成30年3月15日)】
【「第2回」大町地区地域づくり座談会(平成30年5月27日)】
2回の座談会では、会活動における「担い手の不足」「会議に参加することへの負担」、「行事の多さ」、「複雑になった連合自治会の組織体制」など自治会に関する負担についての意見が多く出されました。
このような意見を受け、それらを解決するため、また、地域づくりについて、より具体的に検討していくため、「大町地区地域づくり検討会」を発足し、21名の検討委員で検討を重ねました。
【検討会の様子】
この検討会では、複雑化された連合自治会のスリム化を図るとともに、大町全体の地域力の維持、向上するための仕組みとして、様々な団体が横につながり、連携・協力することで、チーム大町が一丸となって地域づくりを進めてための組織について検討し、その結果、令和元年7月26日の「大町地域づくり協議会」が設立されました。
【協議会設立に向けた座談会(令和元年5月20日)】
【設立総会(令和元年7月26日)】